福山市の屋根修理で直せる箇所
屋根修理の対象は、頂部の棟、屋根面の屋根材、谷や壁際の板金に分かれ、それぞれ直し方が違います。

棟板金の交換・ねじの打ち直し
棟板金は、スレート屋根や金属屋根の頂部を覆う金属の部材です。国土技術政策総合研究所の資料は、留めているねじが緩んだり外れたりして、棟の部材が浮いた例を挙げています。軽い緩みならねじの増し締めや増し打ちで直せる場合があります。浮きが大きいときは板金を一度外し、ねじを受ける下地の部材や、その下の防水シート・野地板まで確かめます。下地が傷んでいれば、下地材と板金を新しくします。
漆喰の詰め直し
瓦屋根の棟に使う屋根用の漆喰は、消石灰にスサや糊、骨材を混ぜた材料です。メーカーは、塗る前に強固な下地(屋根土)を作るよう求めています。下地の土が崩れていれば漆喰だけを詰めても持たないため、棟瓦の部分改修(積み直し)を考えます。福山市の案内では、古い瓦屋根の棟は補強金物がなく土で固めただけのものが多く、地震で落ちやすいとされています。メーカーは気温5℃以下での施工を避けるよう注意しています。
瓦の差し替え・ずれ直し
割れた瓦を新しい瓦に差し替え、ずれた瓦を元の位置に戻して留め直します。日本建築防災協会のパンフレットは、棟瓦や隅瓦、軒先・けらば(屋根の端)など傷みが一部なら、その箇所だけ部分改修できるとしています。部分改修でも足場の費用がかかることがあります。粘土瓦は塗装の対象になりません(エスケー化研)。
スレートの割れ補修
ケイミューは、屋根材の割れを外装リフォームを考える症状の一つに挙げています。割れが一部にとどまるなら部分的な補修を、屋根全体に割れや反りが広がっていれば、塗装や部分補修ではなく、カバー工法か葺き替えを比べます。化粧スレートには石綿を含む製品があるため、割ったり外したりする前に事前調査が必要です(トップページ)。
谷樋・雨押え板金
谷樋は屋根面と屋根面が合わさる谷に入れる板金、雨押え板金は屋根と外壁がぶつかる部分を覆う板金です。どちらも雨水が集まる場所です。国土技術政策総合研究所の資料によると、塗装した鋼板は塗膜の消耗、亜鉛の消耗、鉄地の腐食の順に傷み、赤さびが見えた段階で鉄地は減り始めています。さびが進んだ板金は、塗るより交換を考えます。

福山市で外壁塗装をご検討の方へ
- 外壁や屋根の気になる状態を、フォームからそのまま相談できます
- 現地調査と見積書の内容を確認してから、依頼するかどうかを決められます
- 提携する塗装店の建設業許可などの情報は、確認できたものを本サイトに掲載します
台風のあとに屋根を確かめるとき
強い風のあとは、地上やベランダから屋根を見て、棟板金の浮き、瓦のずれや割れ、落ちてきた破片がないかを確かめます。福山市は、屋根の状態を知るために屋根に登らないよう呼びかけています。気になる箇所は写真に撮っておくと、相談のときに状況が伝わりやすくなります。
国民生活センターによると、台風や大雪、地震のあとを狙って修理を持ちかける業者が多くいます。屋根の様子は住む人から見えにくく、業者が見せる写真や動画があらかじめ用意したものの場合もあります。修理が必要と思ったら、1社だけでなく複数の業者から見積もりを取り、工事内容と価格を比べてください。屋根の点検商法の手口はトップページにまとめています。
部分補修で済むか、葺き替えか
部分補修で済むかどうかは、傷みの広さで決まります。瓦屋根なら、ずれや割れが屋根の平らな面の半分を超えるほど広がると、下地から替える全面改修の対象です(日本建築防災協会)。金属部分のさびがどこまでなら塗装で守れるかは、金属屋根塗装で説明しています。
部分補修が向く状態
棟板金の浮きが一部、漆喰のはがれが一部、割れた瓦やスレートが一部葺き替えやカバー工法を比べる状態
瓦のずれや割れが屋根の広い範囲にある、スレートの割れや反りが全体に出ている、天井の雨染みが何か所もある、金属部分のさびが広い
