福山市のブロック塀塗装で塗る塀と塗料
ブロック塀の塗装は、塀の材料と仕上げで下地の処理が変わります。塗る前の点検も、この工事の一部です。

コンクリートブロック塀
コンクリートブロックを積んだだけの、塗装していない塀やすでに塗った塀です。エスケー化研は、ブロックは成形品のためセメントのアルカリ性が強く、塀として使うと裏から水が回りやすいことを、一般のモルタル壁と違う注意点に挙げています。そのため、下塗りには耐アルカリ性に優れた材料を、上塗りには透湿性に優れた塗材(リシンなど)を勧めています。
モルタル塀・吹付け塀
門柱・笠木
門柱は表札やポストが付く柱、笠木は塀の上端にのせる部材です。門柱は人の目に入りやすく、表札や照明、ポストのまわりを養生して塗ります。塀の上端は雨を真上から受ける場所のため、ひびや欠けがあれば塗る前に埋めておきます。笠木が金属なら錆止めを、モルタルやコンクリートなら塀と同じ下塗りを使います。
防水形・透湿形の塗料
塀の塗料は、水をはじいて中に入れない性質と、中の湿気を外へ逃がす性質の兼ね合いで選びます。
- 透湿形 塗膜に湿気を通す性質があると、内部に水蒸気がたまらず、ふくれを防げます(エスケー化研)。裏から水が回りやすい塀に勧められている性質です
- 防水形(弾性) 塗膜が伸びて細かいひび割れに追従し、雨水の侵入を防ぎます(エスケー化研)
エスケー化研がブロック塀に勧めているのは、耐アルカリ性の下塗りと透湿性の上塗りの組み合わせです。
塗る前の安全点検
国土交通省は、ブロック塀の点検項目を次のようにまとめています。まず外観で1〜5を確かめ、ひとつでも合わない項目や分からないことがあれば専門家に相談するよう求めています。
- 高さは地盤から2.2m以下か
- 厚さは10cm以上か(高さ2m超2.2m以下なら15cm以上)
- 高さが1.2mを超える場合、長さ3.4m以下ごとに、高さの1/5以上突き出した控え壁があるか
- コンクリートの基礎があるか
- 傾きやひび割れはないか
- 直径9mm以上の鉄筋が縦横80cm間隔以下で入っているか。高さ1.2m超なら基礎の根入れは30cm以上か

福山市で外壁塗装をご検討の方へ
- 外壁や屋根の気になる状態を、フォームからそのまま相談できます
- 現地調査と見積書の内容を確認してから、依頼するかどうかを決められます
- 提携する塗装店の建設業許可などの情報は、確認できたものを本サイトに掲載します
塗装で隠してはいけない傷み
塗装は、塗料を塗って表面を保護する工事です。塀の傾き、控え壁の不足、鉄筋の入っていない塀は、塗っても直りません。上の点検で合わない項目がある塀を塗ってしまうと、見た目が整う分、傷みに気づきにくくなります。
傾き
塀が道路側や敷地側に傾いているひび割れ
ブロックや目地に割れがある控え壁がない・足りない
高さ1.2mを超える塀で控え壁がない同じ場所に繰り返すふくれ・はがれ
日本ペイントは、塗膜のふくれが同じ場所に繰り返し出る原因の一つに漏水を挙げ、水の入り口を直さないかぎり塗り直しは根本対策にならないとしています
こうした傷みがある場合は、塗装より先に、補強や建て替え、撤去を検討します。
福山市のブロック塀等の安全確保事業(2026年度)
福山市には、地震で倒れるおそれのあるブロック塀の除却や建替えへの補助があります。塗装は対象の工事に入っていませんが、点検で問題が見つかった塀を直すときの選択肢になります(2026年10月3日時点で市のページを確認)。
対象の塀
避難路(市が指定する通学路と緊急輸送道路)に面し、点検項目などで安全性が確かめられない、道路からの高さ0.8m以上のブロック塀等対象の工事
塀をすべて(または安全な構造になるよう一部を)除却する工事と、除却したあとに軽量フェンスやブロック塀を新しく設ける建替工事補助の額
事業費(塀の延長1mあたり10万円が上限)の3分の2。上限は除却15万円、建替30万円期限
2027年2月26日までに実績報告ができること
自宅の前の道が通学路に当たるかは、市の建築指導課(084-928-1103)で確かめられます。相談の際は、塀の高さや厚さ、傾きやひび割れが分かる写真を用意してください。
詳しくは外壁ひび割れ補修をご覧ください。
