福山市の外壁張り替えで相談できる工事

部分張り替え(割れ・欠けた板だけを交換)
傷んだサイディングだけを外して、新しい板に替える方法です。日本窯業外装材協会は、亀裂が大きく、著しい欠損やはがれ落ちそうな板は取り外して張り替えるよう案内しています。手順は、その板のまわりのシーリングをカッターで除去し、くぎを抜き、下の段を傷つけないように板を外してから、新しい板を差し込んで決められた本数のくぎで留め、最後に目地をシーリングで埋めます。
塗り替えたことのある家では、新しい板が周りと同じ色になるよう、無塗装板の塗装仕様に沿って塗ります。
全面張り替え(窯業系サイディング)
壁全体の外壁材をはがして、新しいサイディングを張り直します。割れや反りが壁の広い範囲に出ているときや、下地まで傷んでいるときの方法です。協会のガイドは、張り替えるときは専門家が下地まで含めて診断する必要があるとしています。
金属サイディングへの張り替え
はがしたあとに、ガルバリウム鋼板などの金属サイディングを張る方法です。窯業系サイディングよりずっと軽く、重さの比較は外壁カバー工法に載せています。地震で建物にかかる負荷は建物の重さに比例して大きくなるため、外壁を軽くしたい家で候補になります。金属板だけのタイプと、裏に断熱材が付いたタイプがあります。
透湿防水シート・胴縁の交換
外壁材の裏には、雨水を止める防水シートと、外壁材を留める下地(胴縁)があります。日本窯業外装材協会は、胴縁で外壁材と壁の間にすき間(通気層)をつくる「外壁通気構法」を全国標準工法としていて、この通気層が壁の中の湿気や入り込んだ雨水を外へ出します。外壁材をはがしたときに防水シートの破れや胴縁の腐れが見つかれば、ここも替えます。
撤去前の石綿(アスベスト)調査
外壁材をはがす工事でも、事前に石綿の有無を調べる必要があります。協会のガイドも、サイディングを切断するときは石綿が含まれていないことを確認するよう書いています。調査の義務と報告のルールはトップページの「アスベストの事前調査」にまとめています。

福山市で外壁塗装をご検討の方へ
- 外壁や屋根の気になる状態を、フォームからそのまま相談できます
- 現地調査と見積書の内容を確認してから、依頼するかどうかを決められます
- 提携する塗装店の建設業許可などの情報は、確認できたものを本サイトに掲載します
張り替えが向く外壁と、向かない外壁
塗装やカバー工法で済むかどうかは、外壁材と下地の傷み方で決まります。張り替えを考えたいのは次のような状態です。
大きな割れ・欠け
板が割れて欠けている、はがれ落ちそう直らない反り
反りはねじを増し打ちして直す方法がありますが、協会はそれで補修しきれない場合は張り替えを検討し、下地が変形している可能性もあるとしています雨水の回り込み
外壁の近くの室内に雨じみがある下地の腐れ
防水シートや胴縁まで傷んでいる
反対に、色あせや落ちない汚れは塗り替え、目地のシーリングの割れやはく離は打ち替えが、日本窯業外装材協会の示す対処です。今の外壁に新しい外壁材を重ねるカバー工法は、撤去がいらない一方、下地は替えません。金属サイディングのメーカーも、外壁の劣化がひどい場合は今の外壁の撤去を検討するよう書いています。
費用を左右する点と見積書の確かめ方
張り替えの金額は、替える面積と外壁材の種類のほか、撤去と処分、下地の交換範囲、足場で大きく変わります。30坪の家での全面張り替え・部分張り替えの民間の目安はトップページの費用相場に載せています。見積書では次の項目を確かめてください。
張り替える範囲
どの面を何㎡替えるか。部分張り替えなら枚数外壁材の製品名
メーカー名と商品名、窯業系か金属か撤去・処分費
古い外壁材の撤去と運搬・処分が入っているか下地の扱い
防水シートと胴縁を替えるか、替えるならどの範囲か石綿の事前調査
調査が見積もりに入っているかシーリング
新しい目地とサッシまわりの打ち替え塗装
部分張り替えなら、新しい板を塗る範囲と色の合わせ方
建築確認の申請は、胴縁や防水シートを含む外装材だけの改修なら不要とする国の取扱いがあります。ただし外壁を構成する材をすべて替え、その面積が過半になる工事は「大規模の修繕・模様替」に当たります。全面張り替えで下地まで替える場合は、申請が要るかを塗装店に確かめておきましょう。
なお、福山市の空家リノベーション事業補助は対象工事に「外壁の張替え」を含みますが、空き家を取得して住む一部の世帯向けの制度です。条件と2026年度の受付状況はトップページの助成金の欄をご覧ください。
外壁張り替えの流れ
- 1
ご相談・現地調査
お電話かフォームで、割れや雨じみなど気になる症状をお知らせください。塗装店が外壁材の種類、割れや反りの範囲、室内側の雨じみを見て、部分張り替えで済むか、全面張り替えか、塗装やカバー工法で足りるかを判断します。
- 2
石綿の事前調査・見積もり
外壁材に石綿が含まれていないかを調べ、その結果も踏まえて見積もりを出します。
- 3
足場・撤去
足場を組み、まわりのシーリングを切って古い外壁材を外します。
- 4
防水シート・胴縁の確認と交換
はがした面の防水シートと胴縁を確かめ、破れや腐れがあれば替えます。通気層が確保されているかもここで見ます。
- 5
新しい外壁材の取り付け・シーリング・塗装
新しい外壁材を留め、目地とサッシまわりにシーリングを充てんします。部分張り替えでは、新しい板を周りの色に合わせて塗ります。
詳しくは外壁カバー工法をご覧ください。
