福山市の外壁洗浄で扱う作業
外壁洗浄の目的は二つあります。一つは塗り替えの前に塗料が付く面をつくること、もう一つは汚れや苔・カビそのものを落とすことです。汚れの種類と外壁の傷み具合で、洗い方が変わります。

塗装前の高圧洗浄
塗り替え工事の一工程です。日本ペイントは、汚れや劣化した塗膜を残したまま塗ると付着が足りず、はがれや仕上がりの不良の原因になり、耐久性にも響くとしています。高圧洗浄で落としきれない古い塗膜や赤さびは、手工具や電動工具で取り除きます。
工程の順番では、足場を組んで養生したあとに水洗いをし、乾いてから下地の補修に進みます(日本ペイント)。洗浄から塗装までの工程全体はサイディング外壁塗装で紹介しています。
バイオ洗浄(薬剤洗浄)
水圧だけでは落ちない苔・藻・カビに、薬剤を使う洗浄です。塗料メーカーは、塩素の殺菌力で汚れを落とし、漂白・殺菌する下地処理用の薬剤を出しています(エスケー化研「SKKカビ除去剤#5」)。
スズカファインの仕様では、かびや藻が出た外壁は、まず高圧洗浄機やブラシ、皮すきでかび・藻・劣化した塗膜を取り除きます。そのあと補修と塗装に進み、仕上げの塗料に防かび・防藻剤を混ぜます。「バイオ洗浄」という呼び名だけでは使う薬剤が分からないため、見積書で薬剤の製品名を確かめてください。
北面の苔・藻
北側の壁などに付く緑色の汚れです。スズカファインは、温暖で湿気の多い日本の気候はカビや藻が育ちやすいとしています。福山の平年値(1991〜2020年)でも、6月と7月は湿度が75〜76%と高く、雨が最も多い時期です。
日本窯業外装材協会は、藻や落ちなくなった汚れを、サイディングの塗り替えを考えるサインの一つに挙げています。洗浄で落ちるか、塗り替えが要るかを分けて考えます。
カビ・黒ずみ
黒い点や筋になって残る汚れです。水洗いで落ちない場合は、上の薬剤での殺菌を組み合わせます。塗り替えるなら、仕上げの塗料も選びます。防かび・防藻性をうたう製品の選び方は外壁塗装の塗料にまとめています。
光触媒の塗料は、光と雨が当たって汚れを落とす仕組みです。光触媒工業会によると効果が出ない場合の多くは光不足で、日の当たらない北側の壁には向きません。
洗浄だけを頼むとき(隣家・水圧の配慮)
塗り替えの予定がなく、汚れだけを落としたい場合も相談できます。そのときに気をつけたいのは、水圧と近所への影響です。
- 水圧と距離 ケルヒャーは、ノズルを面から20〜30cmほど離し、上から下へ洗うよう案内しています。旭化成建材はALCのパワーボードについて、30cm以上離し、3MPaから始めて問題がなければ5MPaに上げ、目地は直接狙わないとしています
- 洗ってはいけない所 欠けやひび割れの所は避け、古い塗装やコーキングは水圧を落とします
- 隣家への水はね・音 隣家が近いと水が飛ぶことがあり、機械の音も出ます。作業の前に近所へひと声かけておくと安心です
古い吹付け材の外壁で、塗膜を削り落とすほどの強い洗浄をする場合は、石綿の確認が要ることがあります。詳しくはモルタル外壁塗装をご覧ください。

福山市で外壁塗装をご検討の方へ
- 外壁や屋根の気になる状態を、フォームからそのまま相談できます
- 現地調査と見積書の内容を確認してから、依頼するかどうかを決められます
- 提携する塗装店の建設業許可などの情報は、確認できたものを本サイトに掲載します
洗浄で済む汚れ、塗り替えが要る汚れ
洗浄は汚れを落とす作業で、傷んだ塗膜の防水を戻すことはできません。次の目安で分けて考えてください。
洗浄で済むことが多い
塗膜に傷みがなく、表面に付いた土ぼこり、排気ガスの汚れ、薄い苔や藻塗り替えを考えたい
触ると白い粉が付く(チョーキング)、塗膜のひび割れやはがれ、シーリングの割れ。ケルヒャーも、粉吹きやひび割れ、シーリングのはがれは劣化が進んだサインで、高圧洗浄は避けて手入れを、としていますすぐ戻る苔・カビ
洗っても短い間に戻るなら、防かび・防藻性のある塗料での塗り替えも比べます
塗り替えの時期の目安は、外壁塗装の塗料にまとめた塗料ごとの期待耐用年数を参考にしてください。
外壁洗浄の流れ
- 1
外壁の状態を見る
外壁材の種類と、欠け・ひび割れ・シーリングの傷みを確かめ、洗い方と水圧を決めます。
- 2
養生と近所へのあいさつ
窓や換気口、植木、車を覆い、洗濯物や置き物を片付けてもらいます。
- 3
洗浄(必要なら薬剤)
上から下へ洗い、苔やカビの残る所は薬剤で処理してから洗い流します。
- 4
仕上がりの確認
洗い残しと、外壁や目地に傷みが出ていないかを確かめます。塗装をする場合は、よく乾かしてから次の工程に進みます。
詳しくはサイディング外壁塗装をご覧ください。
