福山市の工場・倉庫・店舗で塗る部位
工場や倉庫は、外壁、屋根、床で素材と傷み方が違います。店舗や事務所は、営業を続けながら工事を進める段取りが加わります。

金属外壁・鉄骨・外壁パネル
波形の鋼板を張った外壁や、むき出しの鉄骨の塗り替えでは、ケレン(さび落とし)が最も大事な工程です。日本ペイントは、さびが多く残ったままでは錆止めの防食効果が十分に出ないとしています。海に近い工場では、鋼材に付いた海の塩分も、さびや古い塗膜と一緒に取り除いてから錆止めを塗ります。亜鉛めっきの部材は、白さびを落としてから錆止めで塗ります。ALCパネルの外壁はALC外壁塗装で説明しています。
折板屋根の塗装
折板屋根は、ボルトで留めた金属の屋根です。ボルトはさびやすい部分で、さびたボルトにかぶせる防錆材入りのボルトキャップがあります。メーカーは、さびて太くなったボルトには補修用を使い、雨や結露が予想される日は施工しないよう求めています。屋根面のさびが広い場合に塗装で済むかどうかの目安は、金属屋根塗装で説明しています。
波形スレート屋根(石綿の確認)
古い工場や倉庫の屋根や外壁には、波形のスレート板が使われていることがあります。環境省のマニュアルは、屋根に使われた石綿含有建材として石綿含有スレート波板を挙げています。製品によっては2004年まで製造されていました。折板屋根の裏に張る結露防止用の断熱材にも、石綿を含むものがあります。塗装でも洗浄や下地補修で表面に手を加えるため、工事の前に石綿の事前調査を行います(決まりはトップページ)。
工場床の塗装
コンクリートの工場床の塗り床材の一つに、エポキシ樹脂系があります。メーカーの仕様書は、塗る前にコンクリート表面の水分率を5%以下にし、表面のもろい層を機械で目粗ししてから下塗りするよう求めています。完全硬化には2日以上かかり、気温5℃以下や湿度80%以上、結露が予想されるときは硬化不良を起こすことがあります。直射日光で変色するため、屋外の床には向きません。
店舗・事務所(営業しながらの工事)
店舗の外壁や看板まわりの塗り替えは、営業を続けながら進めることもできます。出入口の上を作業する日、においの出る塗料を使う日を事前に決め、お客様の動線を確保します。エスケー化研は、水性塗料は溶剤形塗料より臭気が少ないとしています。ただし水性塗料は5℃以下では使えないため、冬の工期では塗料の選び方が変わります。

福山市で外壁塗装をご検討の方へ
- 外壁や屋根の気になる状態を、フォームからそのまま相談できます
- 現地調査と見積書の内容を確認してから、依頼するかどうかを決められます
- 提携する塗装店の建設業許可などの情報は、確認できたものを本サイトに掲載します
操業を止めない工程の組み方
工場や倉庫の塗装は、建物を区画に分けて順番に進められます。工程表で次の点を確かめておくと、操業との重なりを減らせます。
区画の順番
稼働の少ない棟や面から始め、搬入口や通路の上は休日に回す床の養生期間
エポキシ樹脂の床は完全硬化まで2日以上。連休に合わせると稼働を止めずに済みます天候の予備日
屋根のボルトキャップや外部の塗装は、雨や結露の予報で作業を止めます足場と高所作業車
足場を組む面と、高所作業車で塗る面を分け、車両の通路をふさがないようにしますにおいと粉じん
食品や精密部品を扱う工場は、換気と養生の範囲を事前に決めます
許可・事前調査・見積もりで確かめること
工場や倉庫は面積が大きく、請負代金が建設業許可の要る金額に届くことがあります。許可の業種と番号は見積もりの段階で確かめてください(金額の線引きはトップページ)。
石綿の事前調査は規模にかかわらず必要で、金額によっては調査結果の報告も伴います。古いスレート屋根や外壁の塗材がある建物では、調査の費用と期間を工程に入れておきます。
汚れや古い塗膜を残したまま塗るとはがれの原因になるため、洗浄とケレンの範囲は特に大事です(日本ペイント)。見積書では、外壁・屋根・床・鉄骨の面積を分けて書いてもらい、部位ごとの塗料の製品名と塗り回数、ケレンの範囲、ボルトキャップの数、足場と高所作業車の費用を確かめます。
詳しくは金属屋根塗装をご覧ください。
